面接は緊張するものです。初めて会う年上の方と話し、さらにこの後の人生を左右するかもしれないわけですから。
ただ、ある程度は慣れが解決してくれますので恐れず早い段階から面接を経験するのをおすすめします。
①早期から面接を経験しましょう
インターンの選考を含めると10月には私は面接に行っていました。
最初は全然言いたいことが言えませんでしたし、時間感覚も曖昧でした。
必死になって質問に答えようとすると、面接官と目線が合わせられないという癖に初めて気づいたのもこの時期です。
また、私は3度目の面接(落ちました)で礼儀に対して面接官から注意を受けました。
自分なりに礼儀をつくしたつもりだったのですが、社会人から見るとまだまだ足りない部分があったのかもしれません。
こういった自分に足りないものを見つけられる、また運がよければ指摘して頂けるのが早期から面接を受ける利点でもあります。
②グループ面接と個人面接とリクルーター面接
◇グループ面接
面接官若干名に対して、就活生2~8人くらいで行う面接。
一人当たりにかけられる時間が極めて少ないため、簡潔に要点を述べる必要性がある。
多くの人をいっぺんにさばけるため、複数回の面接の比較的初期に行われることが多い。
私は別段得意なわけでもない(4勝1敗)ですが、体感として他のメンバーが話している時のリアクションが大切だと思いました。
ある面接では、それをチェックする担当の面接官までいたほどです。
例をあげれば、自分の面接の時は時間と簡潔さに注意していつも通り振る舞う。
他のメンバーの番になったら、少し大げさなくらい頷いたり笑顔を作る。これで、だいたい通過できると思います。
◇個人面接
面接官若干名に対して自分ひとりで行われる面接。
時間は様々だが、多くのことを聞かれる可能性がある。(趣味とか個人の価値観に根ざした設問等)
私は正直得意で覚えている限り2回しか落ちたことはないです。
体感として、大切なのは礼儀とユーモアです。
相手の面接官は回数を重ねるごとに、年次があがってくるので礼儀が出来ていないとまず落とされます。(礼儀についてはプログラム.8)
また、これは向き不向きがあるかもしれませんが、私は面接で面接官をにっこりさせるネタを用意していました。
面接のどんな指南書にも、笑顔でハキハキと返答するようにと記されています。
ただ、なにも面白くないのに笑顔になるのは難しいですよね?
それなら、自然と場が笑顔になるエピソードやネタを準備すればいいのです。
私は面接官を気の利いた一言で笑わせたら、それだけで内心通ったなと思っていましたよ。
◇リクルーター面接
面接官(人事でなく社員のことがほとんど)と一対一で主に喫茶店などで行われる面接。
時間は30分から1時間ほどで、雑談に近い形式で時々核心に迫る質問が飛んでくる。
大袈裟ですが、私はこれが大得意で落ちたことは一切無いです。
体感として絶対的に大切なのは、逆質問です。
面接では当然熱意は大切ですよね?絶対ここで働きたい!と思っている学生でないと企業側も採りたいと思いません。
リクルーター面接では、それを主に見ています。
リクルーター面接では先程ほぼ雑談だと書きましたが、より詳しく言うとこちらからの質問(逆質問)が中心だし、そうしなければいけません。
面接官に何か聞きたいことある?と聞いて貰えれば逆質問が始まります。
そうでなければ、聞きたいことがありますと申告する必要があります。
そうして、練りに練った質問を熱意を見せるためにぶつけなければなりません。
用意する質問はだいたい7~10個ほどでいいでしょう。だいたいそれぐらいで、熱意は伝わります。
ただ、これは容易くありません。業務に関することを聞こうと思っていたら、面接官が目論見と違う部署で仕事をしている方だったりと。
それに対応すべくどんな業務をされている方がきても対応するようにせねばなりません。
ただ、それにも制約があって本当にその会社についての質問でないと熱意は届きません。
やりがいは?とかこれからどんな仕事につきたいですか?などという使い古された質問では全くダメなのです。
ですから、しっかりとパンフレットやHPを見てその会社特有の質問を考えるようにしましょう。
ここまで読むと気づいた方もいらっしゃるでしょうが、私は面接が得意でした。
こちらから辞退したことは数多いですが、ほとんど落ちたことはありません。
振り返ると、やはり真摯な姿勢が伝わったからだと思います。
礼儀がしっかりしている。ユーモアで話しやすい場を作る。熱意がある。
これらは全て一般的に先輩が後輩に求めるものではないでしょうか?
そう考えると、真摯に自己分析して会社分析(質問を考える)するのが一番の面接通過への近道だと思います。